[InstallShield] インストーラはどこにできるのか?

これまで、InstallShield LimitedEditonによるインストーラの作成方法について紹介してきましたが、最後にインストーラが作成する場所について説明します。

インストーラは、既定では インストーラのプロジェクトフォルダ内に作成されます。

[セットアッププロジェクトのフォルダ]-[プロジェクト名]-[Express]-[DVD-5]-[DiskImages]-[DISK1]と辿ってください。

以下の例のように、msiファイルとsetup.exeがあることを確認できます

インストーラの保存場所

存在しない場合は、ビルドがされているかどうか、設定が間違っていないかを再確認しましょう。

[InstallShield] インストーラを日本語化する

InstalShieldで作成されるセットアップウィザードは、既定で英語になっています。

日本語化するには、以下の設定を行います。

1.ソリューションエクスプローラで、セットアッププロジェクト内にある[Organization Your Setup]-[General Information]をダブルクリックします。

General Informationを開く

 

2.「Setup Language」で日本語を選択します。

「日本語」を選択

後は、セットアッププロジェクトをビルドするだけです。

 

[InstallShield] -3204: Cannot extract icon with index 0 エラーの対処

前回の記事で、Install Shieldによるセットアッププロジェクトの設定が終わりました。

実際にビルドを行うと「-3204: Cannot extract icon with index 0….」のエラーが発生する場合があります。

このエラーは、アプリケーションアイコンが設定されていない場合に表示されます。

このエラーに対処するには、実際にインストールされるアプリケーションのプロジェクト側で、アプリケーションアイコンを設定しておく必要があります。

アプリケーションの設定画面を開き、「アイコン」の欄を確認してください。

何も設定していない場合は、以下のようになっていると思います。

アイコン未設定状態

ここでアイコンを設定します。

アイコンの設定

 

以上、セットアッププロジェクトをビルドしても「-3204: Cannot extract icon with index 0….」のエラーは発生しなくなります。

[InstallShield] InstallShield Limted Editionプロジェクトの作成

VS2013のInstall Shield Limited Editionを用いて、セットアッププロジェクトを作成するには、以下の手順で行います。

1.既存のプロジェクトのあるソリューションで、新規プロジェクトの追加を行います。

2.「新しいプロジェクトの追加」ダイアログが表示されたら、[その他のプロジェクトの種類]-[セットアップと配置]を選択します。「InstallShield Limited Edition Project」を選択して、プロジェクト名を入力し[OK]ボタンを押します。

セットアッププロジェクトの作成

 

3.以下のように InstallShield のウィザード画面が表示されます。

ご覧の通り英語でです。画面の左下には戻るボタンが、右下には進むボタンがあります。

各画面で設定が終わったら次へボタンを押し、1つ戻りたい場合に戻るボタンを押します。

InstallShield ウィザード画面

 

4.最初に右下の進むボタンを押すと以下の入力画面となります。

ここでは、上から順に

  • 会社名(ここに入力した名称が、既定のインストール先フォルダ名称になるので注意が必要です
  • アプリケーション名
  • アプリケーションのバージョン
  • 会社のWebサイトURL

を入力します。

アプリケーション情報の入力

 

5.次にインストール要件を設定します。

上の赤枠は、インストール対象とするOSを指定することができます。下の赤枠はインストール時に要求する他のアプリケーションを指定します。

インストール要件の設定

 

6.次にアプリケーションファイルの設定画面なのですが、Limited Editionでは設定することができないため、次へ進みます。

7.次は実際にインストールされるアプリケーションファイルを追加します。

右下の[Add Project Output]ボタンをクリックすると[Visual Studio Output Selector]ダイアログが表示されます。ここでプライマリ出力を選択すると、アプリケーション本体をインストールすることができるようになります。

実際に新ストールするファイルを選択

 

8.続いてショートカットの設定を行います。

まずは、[New]ボタンをクリックします。

ショートカットの作成

 

ダイアログが表示されるので、[ProgramFilesFolder]>インストールフォルダ>アプリケーションフォルダ>プライマリ出力 を選択します(以下は選択例です)。

プライマリ出力の選択

 

以下のようになるので、スタートメニューへのショートカットを作成するには[Create shortcut in Start Menu]にチェックを付けます。デスクトップへのショートカットを作成するには[Create shortcut on Desktop]にチェックを付けます。

9.次はレジストリの設定です。

インストール時に何らかのレジストリ設定が必要な場合は、この画面で設定を行います

レジストリを設定する場合は[Yes]にチェックを付け、右側のペインを右クリックして、コンテキストメニューから値を追加します。

レジストリの設定

10.最後はユーザーからの入力を必要とするかどうかの設定を行います。

ライセンスを読ませるかどうか、会社名を入力させるか、インストールフォルダを設定させるか、などの設定を行います。

ユーザー入力の設定

以上で設定は終わりです。

 

 

[InstallShield] InstallShield Limted Editionのインストール

Visual Studio で作成したアプリケーションはインストーラによる配布が可能です。

Visual Studio 2010までは、「セットアッププロジェクト」があったのですが、廃止されてInstal Shield Limited Editionとなりました。
初回は Install Shield Limited Editionのインストールを行う必要がありますので、その手順について記します。

1.Visual Studio 2013(Visual Studi 2012も同様)の場合は、新しいプロジェクトの追加で[その他のプロジェクトの種類]-[セットアップと配置]を選択します。
2.「Install Shield Limited Edition の有効化」を選択して[OK]ボタンをクリックします。

Install Shield Limited Editionの有効化

3.Internet Explorerが起動し、Install Shield Limited Editionダウンロードの案内ページが表示されるので、ダウンロードWebサイトへのリンクをクリックします。

ダウンロードページ

4.ダウンロードを行うためには、ユーザー情報の登録が必要です。必要事項を記入して[Download Now]をクリックします。

必要事項の入力

 

5.ダウンロードページに移動するので[Download]と書かれたリンクをクリックします。

このとき、シリアルナンバーが表示されるので控えておきましょう。

ダウンロードの実行

6.ダウンロードが完了したら、InstallShield2013LimitedEdition.exe を実行してインストールを行います。 (起動している Visual Studioをすべて終了してからインストールを行ってください)

インストールの実行1

インストールの実行2

インストールの実行3

インストールの実行4

インストールの実行5

7.インストールが完了したら、新しいプロジェクトの追加で[テンプレート]-[その他のプロジェクトの種類]-[セットアップと配置]を選択します。
これで、[InstallShield Limited Edition Project]を選択できるようになります。
もし、[InstallShield Limited Edition Project]が表示されないような場合は、一度 Visual Studioを再起動することをお勧めします。

Install Shield Projectの作成

 

8.初回起動時はアクティベーションを促すダイアログが表示されます。

アクティベーション1

9.以下の画面でシリアルナンバーを入力します。

シリアルナンバーの入力

10.以下のように処理が進み 「Activation Complete!」 が表示されれば完了です。

アクティベーション中

アクティベーションの終了

 

10.次回からはアクティベーションの処理はなくなり、そのままインストールプロジェクトの作成を行うことができます。