[第5回][Azure Functions 入門] Blob triggerで動作する関数を作成するには?(前編)

Auzre Functions 入門 Azure
Auzre Functions 入門
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今回と次回の記事で、Blob trigger で動作する Azure Functions を作成します。

今回は、Azure Blob Storage とは何かを理解し、実際に Blob Storage を構築するところまでを説明します。

Azure Blob Storage の詳細を知りたい方は、Microsoft Docs の https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/storage/blobs/ を参照していください。

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Azure Blob Storage とは?

Microsoft Azure は、「オブジェクトストレージ」と呼ばれる種類の1つとして Azure Blob Storage を提供しています。

Azure Blob Storageを使用することで、「BLOB」と呼ばれる種類のデータを保管することができます。

BLOB とは、Binary Large OBject の略です。BLOB はデータベースで用いられるデータ型の一つで、ビデオや音声、圧縮ファイル、といった特定のデータ モデルや定義に従っていないデータを格納する際に用いられます。この BLOB の入れ物を「コンテナ」と呼びます。

他のオブジェクトストレージサービスではBLOBを「オブジェクト」や、コンテナーを「バケット」呼ぶことがありますので覚えておきましょう。

ユーザーやアプリケーションは、HTTP/HTTPS 経由で Azure Blob Storage 内のオブジェクトにアクセスできます。 また、Azure Storage REST API や Azure PowerShell、Azure CLI、Azure Storage クライアントライブラリを使用して、アクセスすることができます。

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Blob Storage のリソースについて

Blob Storage のリソースには、以下の3種類があります。

  1. ストレージ アカウント
  2. ストレージ アカウント内のコンテナー
  3. コンテナー内の BLOB

ストレージアカウント

ストレージ アカウントは、Azure 内 にデータ用の一意の名前空間を用意します。 Azure Storage 内に格納されるすべてのオブジェクトには、一意のアカウント名を含むアドレスが割り当てられます。

例えば、ストレージ アカウントの名前が mydata の場合は次のようになります。

http://mydata.blob.core.windows.net

コンテナー

ファイル システムのディレクトリのように、コンテナーを使用して BLOB のセットを管理できます。 1つのストレージアカウントに含めることができるコンテナー数には制限がありません。

コンテナー内の BLOB

Azure Storage では、以下の3種類の BLOB がサポートされています。

  1. ブロック BLOB
    テキストとバイナリ データが格納されます。 ブロック BLOB は、個別に管理できるデータ ブロックで構成され最大約 4.75 TiB のデータが格納されます。 プレビューではもっと大きなブロック BLOB を利用できます。最大約 190.7 TiB です。
  2. 追加 BLOB
    追加操作用に最適化されており、仮想マシンのデータのログ記録などに最適です。
  3. ページ BLOB
    最大 8 TB のランダム アクセス ファイルが格納されます。 ページ BLOB は、仮想ハード ドライブ (VHD) ファイルを格納し、Azure 仮想マシン用のディスクとして機能します。
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Azure Storage Explorer を使用してコンテナーと BLOB を作成する

Azure Storage Explorer を使用すると、Azure BLOB、ファイル、キュー、テーブルに加え、Azure Cosmos DB と Azure Data Lake Storage のエンティティのアップロードやダウンロード、管理をすることができます。

Azure Storage Explorer をインストールする

はじめに https://azure.microsoft.com/ja-jp/features/storage-explorer/ にアクセスして Azure Storage Explorer をダウンロードしてインストールをします。本記事では Windows 版をインストールしたものとして説明をしていきます。

Azure Storage Explorer のダウンロード

Azure Storage Explorer のダウンロード

Azure Storage Explorer で Azure にサインインする

Azure Storage Explorer のインストールが完了したら、起動します。

Azure Storage Explorer で、自分の Azure アカウントを操作できるようにします。

以下のように「Azure Storage へ接続する」が表示されますので、「Azure アカウントを追加する」を選択して、「Azure環境」欄で「Azure」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

Azure アカウントの追加

Azure アカウントの追加

以下のように Azure へのサインイン画面が表示されますので、必要事項(サインインのIDとパスワード)を入力してサインインを完了します。

Azure へのサインイン

Azure へのサインイン

操作対象のサブスクリプションを設定する

サインインを完了すると、以下のような画面が表示されます。

筆者の場合は、「Azure Free Trial」と「Visual Studio Ultimate with MSDN」の2つのサブスクリプションが表示されています。

必要なサブスクリプションのみにチェックを付けて [適用]ボタンをクリックします。

サブスクリプションの設定

サブスクリプションの設定

接続に成功すると、画面は以下のようになります。

Azure Storage Explorer の表示

Azure Storage Explorer の表示

コンテナーの作成

続いて、コンテナーを作成します。

「Storage Accounts」を展開して、任意のアカウントを選択します。次に、「Blob Containers」を右クリックして「BLOB コンテナーの作成」を選択します。

コンテナーの作成

コンテナーの作成

任意のコンテナー名を入力して、コンテナーを作成します。以下の例では「myblob」という名前のコンテナーを作成しています。

コンテナー名の入力

コンテナー名の入力

コンテナーの作成が完了すると画面は以下のようになります。

コンテナー作成後の画面

コンテナー作成後の画面

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BLOB のアップロードとダウンロード

最後に、作成したコンテナーに BLOB をアップロード/ダウンロードしてみましょう。

アップロード

コンテナー リボンで、 [アップロード] を選択します。これにより、フォルダーまたはファイルをアップロードするためのオプションが表示されます。

アップロードの選択

アップロードの選択

アップロードするファイルまたはフォルダーを選択します。 BLOB の種類では、を選択します。 ブロック BLOB、ページ BLOB、追加 BLOB を選択できます。

ここでは「ScreenShot_12.jpg」という画像ファイルをアップロードしてみることとします。ファイルを選択したら、最後に[アップロード]ボタンをクリックします。

ファイルのアップロード

ファイルのアップロード

アップロードに成功すると、画面は以下のようになります。

アップロードの成功

アップロードの成功

ダウンロード

ダウンロードする場合は、ダウンロードするファイルを選択状態にしてコンテナーリボンで [ダウンロード] をクリックします。

フォルダー選択のダイアログが表示されますので、任意のフォルダーを選択します。

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URL でコンテナー内の BLOB にアクセスする

コンテナー内に配置した BLOB は URL でアクセスすることができます。

ここではその方法を説明します。

アクセス権を設定する

はじめに、URL でアクセスができるようにするためにアクセス権を設定します。

Azure Storage Explorer で任意のコンテナーを右クリックして「パブリック アクセス レベルの設定」をクリックします。

パブリック アクセス レベルの設定

パブリック アクセス レベルの設定

以下のようなダイアログが表示されるので、「コンテナーと BLOB のパブリック読み取りアクセス」を選択して[適用]ボタンをクリックします。既定では「パブリックアクセスなし」に設定されています。

コンテナーのパブリックアクセスレベルの設定

コンテナーのパブリックアクセスレベルの設定

URL から BLOB データにアクセスする

URL から BLOB データにアクセスするには、Azure Storage Explorer で任意の BLOB データを右クリックして「URL のコピー」をクリックします。

URL のコピー

URL のコピー

あとは、ブラウザを起動してURLを貼り付けてアクセスします。

ブラウザでのアクセス

ブラウザでのアクセス

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