ストアアプリで Hello Worldの文字列を表示するプログラムを作成してみましょう。
Visual Studioを起動したら、[ファイル]-[新しいプロジェクト]を選択して、新規プロジェクトを作成します。
「新しいプロジェクト」ダイアログが表示されます。
VB.NETで開発をする場合は、テンプレートで[Visual Basic]-[ストア アプリ]-[Windows アプリ]を選択し、「空のアプリケーション」を選択します。名前欄に、「HelloWorldVB」と入力して[OK]ボタンをクリックします。
C#で開発をする場合は、テンプレートで[Visual Basic]-[ストア アプリ]-[Windows アプリ]を選択し、「空のアプリケーション」を選択します。名前欄に、「HelloWorldVB」と入力して[OK]ボタンをクリックします。
次に、ソリューションエクスプローラーで「MainPage.xaml」をダブルクリックします。
新規でプロジェクトを作成すると、必ず MainPage.xaml というファイルが作成されます。このファイルは、ストア アプリのメイン画面になります。
ツールボックスから TextBlockコントロールを選択して、MainPage.xaml に配置します。場所はどこでも構いません。
配置したTextBlockコントロールを選択して、プロパティウィンドウで「名前」に「textBlockGreeting」と入力します。
次にフォントサイズを大きくしておきましょう(この例では36 px にしました)。
今度は MainPage.xaml のグレーの部分をクリックして、Pageを選択状態にします。
プロパティウィンドウの「種類」が「Page」になっていることを確認し、イベントハンドラーのボタンをクリックします。
一覧から「Loaded」をダブルクリックします。
最後に、先ほど配置した TextBlock に「Hello World」の文字が表示されるようにコードを書きます。
VB.NETの例
Private Sub Page_Loaded(sender As Object, e As RoutedEventArgs) Me.textBlockGreeting.Text = "Hello World!!" End Sub
C#の例
private void Page_Loaded(object sender, RoutedEventArgs e) { this.textBlockGreeting.Text = "Hello World!!"; }
入力が完了したら、[F5]キーを押して実行しましょう。
黒い背景に「Hello World!!」と表示されれば成功です。
実行をすると、自動でアプリの一覧に追加されてしまいます。
不要な場合は、右クリックしてアンインストールしましょう。
今回紹介した例では、Loadedイベントで TextBlockへ文字列を表示しました。
このほかにも、コードを使用せずに文字列を表示する方法もあります。
今後このシリーズで取り上げたいと思います。
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