今回はコントロールを配置して、イベントを作成する方法について見ていきます。
まずは、最も使用頻度が高いと思われるButtonコントロールのClickイベントを作成してみましょう。
新規でWindows ストアアプリのプロジェクトを作成したら、MainPage.xaml に Buttonコントロールを1つ配置ます。
次に、今配置した Buttonコントロールをダブルクリックします。
すると、コードエディタが開き、今ダブルクリックしたButtonコントロールのClickイベントのコードが表示されます。
あとは、Clickされたときに実行したいコードを記述するだけです。
せっかくなので、ボタンがクリックされたらメッセージダイアログを表示してみましょう。
*以下のコードで、1行目にasyncキーワードを追加しています。これはメッセージダイアログを非同期で表示するために必要なキーワードです。
VB.NET
Imports Windows.UI.Popups Private Async Sub Button_Click(sender As Object, e As RoutedEventArgs) Dim md As New MessageDialog("Hello, Windows Store Application!!", "First MessageDialog App") Await md.ShowAsync() End Sub
C#
using Windows.UI.Popups; private async void Button_Click(object sender, RoutedEventArgs e) { MessageDialog md = new MessageDialog("Hello, Windows Store Application!!", "First MessageDialog App"); await md.ShowAsync(); }
ストアアプリでメッセージダイアログを表示する方法については、以下の記事を参照してください。
今度はCheckBoxコントロールを配置して、チェックされたときにメッセージダイアログが表示されるようにしてみましょう。
CheckBoxコントロールは、チェックがされた時はCheckedイベントが実行されます。反対にチェックが外されたときはUncheckedイベントが実行されます。
今回は、プロパティウィンドウからCheckedイベントを作成してみます。
MainPage.xamlに配置したCheckBoxコントロールをクリックして選択状態にしたら、プロパティウィンドウにある雷マークのボタンをクリックします。
すると、CheckBoxコントロールで使用可能な一覧が表示されるので、Checkedイベントを探してダブルクリックします。
Checkedイベントが作成できたら、メッセージダイアログを表示するコードを書いて、動作を確認してみましょう。
先ほどのButtonコントロール同様Asyncキーワードを付けるのを忘れないでください。
VB.NET
Imports Windows.UI.Popups Private Async Sub CheckBox_Checked(sender As Object, e As RoutedEventArgs) Dim md As New MessageDialog("Hello, Windows Store Application!!", "First MessageDialog App") Await md.ShowAsync() End Sub
C#
using Windows.UI.Popups; private async void CheckBox_Checked(object sender, RoutedEventArgs e) { MessageDialog md = new MessageDialog("チェックされました!!"); await md.ShowAsync(); }
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