[Xamarin][CrossPlatform][Deviceクラス] Device.OnPlatformで様々なサイズを微調整する

Device.OnPlatformメソッドを使用するとターゲット(iOS, Android, Windows Phone)の微調整を行うことができます。

構文は以下の通りで引数は3つあります。

構文:
Device.OnPlatform(iOS用の値, Android用の値, Windows Phone用の値)

このメソッドは、実行時にターゲットを判断します。現在起動しているターゲットがiOSである場合には第1引数の値を、Androidである場合は第2引数の値を、Windows Phoneである場合は第3引数の値を返します。

以下はターゲット毎にパディングの値を変更する例です。Thicknessのそれぞれの引数は、順に左、上、右、下を表しており、この例では第2引数の「上」のパディング値をターゲット毎に変更できるようにしています。

layout.Padding = new Thickness (5, Device.OnPlatform(30,0,0), 5, 0);

また、以下のように記述することで、ターゲット毎に処理を実行させることもできます。

Device.OnPlatform(
    Android: () =>
    {
        lblIdiom.BackgroundColor = Color.Black;
    },
    iOS:() =>
    {
        lblIdiom.BackgroundColor = Color.Red;
    },
    WinPhone: () =>
    {
        lblIdiom.BackgroundColor = Color.Purple;
    }
);

[Xamarin][CrossPlatform][Deviceクラス] Device.Idiomでデバイス種類を判別する

DeviceクラスのIdiomプロパティを使用すると、現在起動しているデバイスがPhone, たブレッド, デスクトップのどれなのかを判別することができます。

Device.Idiomプロパティは、TargetIdiom列挙体(以下表)の値を示します。

説明
Phone デバイスがPhoneであることを示す
Tablet デバイスがタブレットであることを示す
Desktop デバイスがデスクトップであることを示す
Unknown デバイスが上記のいずれでもない

以下にDevice.Idiomの使用例を示します。この例では、Device.Idiomでデバイスを判別し、Labelにデバイス種別を表示します。

XAMLは以下の通りとします。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<ContentPage xmlns="http://xamarin.com/schemas/2014/forms"
             xmlns:x="http://schemas.microsoft.com/winfx/2009/xaml"
             xmlns:local="clr-namespace:DeviceClassSample2"
             x:Class="DeviceClassSample2.MainPage">

  <Label x:Name="lblIdiom"
         Text="Welcome to Xamarin Forms!"
         VerticalOptions="Center"
         HorizontalOptions="Center" />

</ContentPage>

コードは以下の通りとし、switchでデバイス種別を判断しています。

public MainPage()
{
    InitializeComponent();

    string strIdiom = string.Empty;

    switch (Device.Idiom)
    {
        case TargetIdiom.Phone:
            strIdiom = "Phone";
            break;
        case TargetIdiom.Tablet:
            strIdiom = "タブレット";
            break;
        case TargetIdiom.Desktop:
            strIdiom = "デスクトップ";
            break;
        case TargetIdiom.Unsupported:
            strIdiom = "サポート外";
            break;
    }

    lblIdiom.Text = strIdiom;
}

以下はiPhoneとiPadのシミュレータでの実行例です。iPhoneの場合は「Phone」が、iPadの場合は「タブレット」が表示されます。

[Xamarin][CrossPlatform][Deviceクラス] Device.OSでターゲットを判断する

今回から数回に分けて、Deviceクラスの使用方法を見ていきます。

Xamarin.Formsは1つのソリューションで、iOS, Android, Windows Phone, Windows向けのアプリケーションを作成できるのは、すでに皆さんご存じかと思います。

このソリューションには、全てのデバイスで共通となるPCL(ポータブルクラスライブラリ)がありますが、デバイス毎に処理を分けたい場合はどうしたらよいか、というのが本日のテーマです。

この問題を解決するには、タイトルにもあるとおりDevice.OSプロパティを使用し、OSを判別することができます。

Device.OSには、起動しているターゲットを表す値(TargetPlatform列挙体の値)が入っています。

説明
iOS 起動しているデバイスがiOSであることを示す
Android 起動しているデバイスがAndroidであることを示す
WinPhone 起動しているデバイスがWindows Phoneであることを示す
Windows 起動しているデバイスがWindwosであることを示す(Windows 8.1, Windows Phone 8.1, 全てのUWP/Windows 10 デバイス)

以下に使用例を示します。

メイン画面のXAMLにはLabelコントロールが1つ配置されていますので、はじめに以下のように編集します。x:Name=”lblDevice” の部分が変更箇所です。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<ContentPage xmlns="http://xamarin.com/schemas/2014/forms"
             xmlns:x="http://schemas.microsoft.com/winfx/2009/xaml"
             xmlns:local="clr-namespace:DeviceClassSample1"
             x:Class="DeviceClassSample1.MainPage">

  <Label x:Name="lblDevice"
         Text="Welcome to Xamarin Forms!"
         VerticalOptions="Center"
         HorizontalOptions="Center" />

</ContentPage>

以下は起動するデバイス毎に、Labelに表示する文字を変更する例です。

public MainPage()
{
    InitializeComponent();

    string myDevice = string.Empty;

    switch (Device.OS)
    {
        case TargetPlatform.iOS:
            myDevice = "iOS";
            break;
        case TargetPlatform.Android:
            myDevice = "Android";
            break;
        case TargetPlatform.Windows:
            myDevice = "Windows";
            break;
        case TargetPlatform.WinPhone:
            myDevice = "Windows Phone";
            break;
        case TargetPlatform.Other:
            myDevice = "その他";
            break;
    }

    lblDevice.Text = $"Hello {myDevice}";
}

以下にiOSとAndroidの実行例を示します。

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