カレンダーのサイズを変更するには、ViewBox コントロールに配置する方法とRenderTransform プロパティを使用する方法があります。
ここではRenderTransform プロパティを使用する例を紹介します。
RenderTransform プロパティは描画に影響する変換情報の取得や設定をするプロパティです。このRenderTransform プロパティに、オブジェクトをスケーリングするScaleTransform クラスのインスタンスを設定することでサイズを変更することが可能です。
スケーリングは ScaleX プロパティに横方向の比率を、ScaleY プロパティに縦方向の比率を設定します(Double値)。
下記は RenderTransform プロパティを使用して カレンダーのサイズを元の1.5倍の大きさに設定する例です。
XAMLの例
<Calendar> <Calendar.RenderTransform> <ScaleTransform CenterX="0" CenterY="0" ScaleX="1.5" ScaleY="1.5" /> </Calendar.RenderTransform> </Calendar>
VBの例
Private Sub Window_Loaded(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.Windows.RoutedEventArgs) Handles MyBase.Loaded '縦横比を元の1.5倍にする Dim st As New ScaleTransform() st.ScaleX = 1.5 st.ScaleY = 1.5 Calendar1.RenderTransform = st End Sub
C#の例
private void Window_Loaded(object sender, RoutedEventArgs e) { // 縦横比を元の1.5倍にする ScaleTransform st = new ScaleTransform(); st.ScaleX = 1.5; st.ScaleY = 1.5; calendar1.RenderTransform = st; }