ComboBox コントロールが選択可能な項目を持っているかを調べるには HasItems プロパティを使用します(WPFのみ)。
選択可能な項目を持っている場合には HasItems プロパティはTrueになります。
Silverlight のComboBox コントロールは HasItems プロパティを持っていないので、Items プロパティの Count プロパティを参照し、値が0より大きければ「選択可能項目がある」と判断します。
下記は、[項目があるか?]ボタンが押されたときに、ComboBox コントロールに項目があるかどうかを表示する例です。
最初はComboBoxに項目を持たせているので、「選択可能な項目を持っています」と表示されます。
次に[全項目削除]ボタンをクリックしたあとに[項目があるか?]ボタンが押されると、「選択可能な項目はありません」と表示されます。
VBの例
' [項目があるか?]ボタンクリック時の処理 Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.Windows.RoutedEventArgs) Handles Button1.Click If ComboBox1.HasItems Then MessageBox.Show("選択可能な項目を持っています") Else MessageBox.Show("選択可能な項目はありません") End If End Sub ' [全項目削除]ボタンクリック時の処理 Private Sub Button2_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.Windows.RoutedEventArgs) Handles Button2.Click '全項目を削除 ComboBox1.Items.Clear() End Sub
C#の例
// [項目があるか?]ボタンクリック時の処理 private void button1_Click(object sender, RoutedEventArgs e) { if ( comboBox1.HasItems ) MessageBox.Show("選択可能な項目を持っています"); else MessageBox.Show("選択可能な項目はありません"); } // [全項目削除]ボタンクリック時の処理 private void button2_Click(object sender, RoutedEventArgs e) { // 全項目を削除 comboBox1.Items.Clear(); }