[.NET クラスライブラリ Tips][LINQ] シーケンスから重複した要素を除外して新しいシーケンスを作成する(Distinctメソッド)

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本記事の概要

この記事では、LINQを使用して、シーケンスから重複した要素を除外して新しいシーケンスを作成する方法について説明します。

公式サイト情報はコチラを参照してください。

 

シーケンスから重複した要素を除外して新しいシーケンスを作成する

C# LINQのDistinctメソッドは、シーケンスから重複した要素を除外して新しいシーケンスを作成するために使用されるメソッドです。以下は、Distinctメソッドの使用例です。

 

整数のシーケンスから重複した要素を除外する

以下の例では、整数型の配列(numbers)を定義し、Distinctメソッドを使用して配列内の重複した要素を除外して新しいシーケンス(distinctNumbers)を作成しています。作成されたシーケンスをforeachループを使用して表示しています。
int[] numbers = { 1, 2, 3, 4, 2, 3, 5 };
var distinctNumbers = numbers.Distinct();
Console.WriteLine("重複した要素を除外した配列: ");
foreach (var num in distinctNumbers)
{
    Console.Write(num + " ");
}

出力結果は以下の通りです。

重複した要素を除外した配列:
1 2 3 4 5

 

文字列のシーケンスから重複した要素を除外する

以下の例では、文字列型の配列(fruits)を定義し、Distinctメソッドを使用して配列内の重複した要素を除外して新しいシーケンス(distinctFruits)を作成しています。作成されたシーケンスをforeachループを使用して表示しています。

string[] fruits = { "apple", "banana", "cherry", "apple", "banana" };
var distinctFruits = fruits.Distinct();
Console.WriteLine("重複した要素を除外した配列: ");
foreach (var fruit in distinctFruits)
{
    Console.Write(fruit + " ");
}

出力結果は以下の通りです。

重複した要素を除外した配列:
apple banana cherry

 

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