概要
C#のLINQには、データソースの要素数を取得するためのCountメソッドがありますが、LongCountメソッドは64ビット整数の範囲内で要素数を取得できます。本記事では、LongCountメソッドの構文や使用例について解説します。
公式サイト情報はコチラを参照してください。
構文
LongCountメソッドの基本的な構文は以下の通りです。
public static long LongCount<TSource>(this IEnumerable<TSource> source); public static long LongCount<TSource>(this IEnumerable<TSource> source, Func<TSource, bool> predicate);
最初の構文では、指定されたデータソースの要素数を返します。
2つ目の構文では、指定された条件に一致する要素数を返します。TSourceはデータソースの型を示しています。
使用例
以下は、LongCountメソッドを使用した例です。
int[] numbers = { 1, 2, 3, 4, 5 }; long count = numbers.LongCount(); Console.WriteLine($"要素数: {count}"); // 要素数: 5 long evenCount = numbers.LongCount(n => n % 2 == 0); Console.WriteLine($"偶数の数: {evenCount}"); // 偶数の数: 2
上記の例では、整数型の配列numbersの要素数をLongCountメソッドを使用して取得しています。また、偶数の要素数を取得するために、LongCountメソッドにラムダ式を渡しています。
まとめ
本記事では、C#のLINQのLongCountメソッドについて解説しました。LongCountメソッドは64ビット整数の範囲内で要素数を取得できるため、Countメソッドでは大きすぎるデータソースを扱う場合に有用です。LongCountメソッドは、指定された条件に一致する要素数を取得する場合にも使用できます。
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