[.NET クラスライブラリ Tips][LINQ] コレクションから要素の最大値を取得する(Maxメソッド)

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【概要】

LinqのMaxメソッドは、コレクションの要素のうち最大値を取得するメソッドです。数値や文字列の要素を持つコレクションから最大値を取得する場合に使用します。また、オブジェクトのコレクションから特定のプロパティの最大値を取得することもできます。

公式サイト情報はコチラを参照してください。

【構文】

var max = コレクション.Max();

Max() メソッドは、コレクションの要素のうち最大値を取得するためのメソッドです。コレクションの要素は、数値や文字列、オブジェクトなど任意の型であってもよいです。また、オプションの引数として、比較に使用する IComparer インターフェイスを実装したオブジェクトを指定することもできます。

【使用例】

以下のコードは、数値のコレクション、文字列のコレクション、オブジェクトのコレクションからそれぞれ最大値を取得する例です。オブジェクトのコレクションから特定のプロパティの最大値を取得する場合には、ラムダ式を使用してプロパティを指定します。

using System;
using System.Linq;
using System.Collections.Generic;

class Program
{
    static void Main()
    {
        // 数値のコレクションから最大値を取得する
        var nums = new List { 1, 3, 5, 2, 4 };
        var maxNum = nums.Max();
        Console.WriteLine(maxNum);  // 5

        // 文字列のコレクションから最大値を取得する
        var strs = new List { "apple", "banana", "cherry" };
        var maxStr = strs.Max();
        Console.WriteLine(maxStr);  // cherry

        // オブジェクトのコレクションからプロパティの最大値を取得する
        var fruits = new List
        {
            new Fruit { Name = "apple", Price = 100 },
            new Fruit { Name = "banana", Price = 200 },
            new Fruit { Name = "cherry", Price = 150 }
        };
        var maxPrice = fruits.Max(f => f.Price);
        Console.WriteLine(maxPrice);  // 200
    }
}

class Fruit
{
    public string Name { get; set; }
    public int Price { get; set; }
}

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