概要
Skipメソッドは、LINQの拡張メソッドの一つであり、シーケンスの先頭から指定した数の要素を無視して、残りの要素だけから新しいシーケンスを作成します。Skipメソッドは、データベースクエリのOFFSET句に相当する機能を提供します。Skipメソッドは、IEnumerableインターフェースで定義されており、コレクションに対して使用できます。
公式サイト情報はコチラを参照してください。
構文
var result = collection.Skip(count);
result: 新しいシーケンスの要素を格納する変数。
collection: 対象となるコレクション。
count: 先頭から無視する要素の数。0以上の整数を指定します。
使用例
以下の例では、文字列の配列からSkipメソッドを使用して、先頭から2つの要素を無視して残りの要素から新しいシーケンスを作成しています。
string[] fruits = { "apple", "banana", "cherry", "date", "elderberry" }; var result = fruits.Skip(2); foreach (var fruit in result) { Console.WriteLine(fruit); } // Output: cherry // date // elderberry
Skipメソッドを使用することで、指定した数の要素を無視して、残りの要素だけから新しいシーケンスを作成できます。これは、ページング機能を実装する際に便利です。また、データベースクエリを実行する際にも、OFFSET句を使用することで、Skipメソッドと同じような機能を実現できます。
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