[WPF][DataGrid] スクロールバーの表示方法を設定する

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本記事の概要

この記事では、DataGrid 上の表のスクロールバーの表示方法について説明します。
※データ表示方法については過去記事「データグリッドにデータを表示する方法」を参照してください。

公式サイト情報はコチラを参照してください。

スクロールバーの表示方法を変更する

WPF の DataGrid では、HorizontalScrollBarVisibility プロパティで水平スクロールバーの表示/非表示を、VerticalScrollBarVisibility プロパティで垂直スクロールバーの表示/非表示を設定することができます。

HorizontalScrollBarVisibility プロパティ および VerticalScrollBarVisibility プロパティには、以下に示す ScrollBarVisibility 列挙体の値を指定することができます。

説明
All 必要に応じて、水平スクロールバーと垂直スクロールバーが表示されます
Disable コンテンツ全体を表示できない場合でも、ScrollBar は表示されません。
Hidden コンテンツ全体を表示できない場合でも、ScrollBar は表示されません。
Visible 常にスクロールバーが表示されます

以下の例は 、常に水平スクロールバーも垂直スクロールバーも表示されるように HorizontalScrollBarVisibility プロパティ および VerticalScrollBarVisibility プロパティ に Visible を指定する例です。

XAML の例

<Window x:Class="WpfSample.MainWindow"
        xmlns="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation"
        xmlns:x="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml"
        xmlns:d="http://schemas.microsoft.com/expression/blend/2008"
        xmlns:mc="http://schemas.openxmlformats.org/markup-compatibility/2006"
        xmlns:local="clr-namespace:WpfSample"
        mc:Ignorable="d"
        Title="MainWindow" Height="450" Width="800">
    <Grid>
        <DataGrid x:Name="dataGrid" AutoGenerateColumns="False" 
                  HorizontalScrollBarVisibility="Visible"
                  VerticalScrollBarVisibility="Visible">
            <DataGrid.Columns>
                <DataGridTextColumn Header="Id" Binding="{Binding Id}" CanUserSort="False"/>
                <DataGridTextColumn Header="氏名" Binding="{Binding Name}" />
                <DataGridTextColumn Header="年齢" Binding="{Binding Age}"/>
                <DataGridTextColumn Header="郵便番号" Binding="{Binding ZipCode}"/>
                <DataGridTextColumn Header="住所" Binding="{Binding Address}" />
            </DataGrid.Columns>
        </DataGrid>
    </Grid>
</Window>

実行例は以下の通りです。

実行例

実行例

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