はじめに
C# の Windows Forms アプリケーションでは、CheckBox コントロールの Appearance プロパティを Button に設定することで、ボタンのような外観にすることができます。さらに、CheckedChanged イベントを利用することで、CheckBox の状態が変更されるたびに、その状態をコントロールのテキストに反映させることができます。
本記事では、CheckBox をボタンのように動作させ、その状態をリアルタイムに表示する具体的なコード例と、その解説を詳しくご紹介します
コード例
namespace CheckBoxSample { public partial class Form1 : Form { private List selectedItems = new List(); public Form1() { InitializeComponent(); // CheckBoxの外観をボタンに変更 checkBox1.Appearance = Appearance.Button; // 初期表示のテキストを設定(例:OFF) checkBox1.Text = "状態:OFF"; } private void checkBox1_CheckedChanged(object sender, EventArgs e) { if (checkBox1.Checked) { checkBox1.Text = "状態:ON"; } else { checkBox1.Text = "状態:OFF"; } } } }
コード解説
- Appearance プロパティ:
checkBox1.Appearance = Appearance.Button;
この行で、checkBox1 の外観をボタンに変更しています。これにより、CheckBox がボタンのように表示されます。 - CheckedChanged イベント:
checkBox1.Checked プロパティの値が変更されると、このイベントが発生します。
if (checkBox1.Checked) でチェック状態を判断し、checkBox1.Text の値を “状態:ON” または “状態:OFF” に変更することで、CheckBox の状態をテキストで表示します。
実行結果
このコードを実行すると、フォーム上にボタンのような見た目の CheckBox が表示されます。CheckBox をクリックするたびに、”状態:ON” と “状態:OFF” が交互に表示されます。
まとめ
本記事では、CheckBox をボタンのように動作させ、その状態を表示する具体的なコード例を解説しました。この手法は、ユーザーインターフェースのデザインの幅を広げ、よりインタラクティブなアプリケーションを作成する上で非常に役立ちます。
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