はじめに
ユーザーが入力した文字を、自動的に大文字や小文字に変換したい場合に便利なのが
CharacterCasing プロパティです。ID入力欄やコード入力欄などでよく利用されます。
CharacterCasingプロパティとは?
CharacterCasing は System.Windows.Forms.CharacterCasing 列挙体を使って、
TextBoxに入力される文字をどのように変換するかを制御します。
- Normal(既定値) … 入力をそのまま保持
- Upper … 入力された文字をすべて大文字に変換
- Lower … 入力された文字をすべて小文字に変換
例:
入力:
設定:
結果:
入力:
Abc123設定:
CharacterCasing.Upper結果:
ABC123基本の使い方
デザイナーで設定する方法
- フォームにTextBoxを配置する
- プロパティウィンドウの
CharacterCasingをUpperやLowerに変更
コードで設定する方法
textBox1.CharacterCasing = CharacterCasing.Upper; // 常に大文字入力
実用例:ユーザーIDやシリアルコード入力
using System;
using System.Windows.Forms;
namespace CharacterCasingSample
{
public partial class Form1 : Form
{
public Form1()
{
InitializeComponent();
// ユーザーIDは大文字で統一
textBoxUserId.CharacterCasing = CharacterCasing.Upper;
}
private void button1_Click(object sender, EventArgs e)
{
string userId = textBoxUserId.Text;
MessageBox.Show("入力されたID: " + userId);
}
}
}
この設定により、ユーザーが小文字で入力しても自動的に大文字に変換されます。
注意点
- 変換はリアルタイムで行われる
→ 入力中に即座に大文字や小文字に変換されるため、ユーザーが意図した通りに入力できないと戸惑う場合がある。 - 既存のTextプロパティにも影響
→ すでに入力済みの文字列にも変換が反映されます。 - 文化依存の文字変換は対象外
→ あくまで英字の大文字・小文字のみが対象です。
まとめ
CharacterCasingは入力文字を自動で大文字・小文字に変換できる便利なプロパティ- IDやコード入力など、形式を統一したい場面で役立つ
- ユーザー体験に配慮して利用することが大事
特にログイン画面や認証コード入力欄で使うと、
入力チェックがシンプルになり、アプリ全体の使い勝手も向上します。
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