はじめに
MaxDropDownItems プロパティは、ComboBoxを展開したときに同時に表示される最大行数を指定するプロパティです。
表示数を制限することで、画面サイズに合わせたリスト表示が可能になります。
MaxDropDownItemsプロパティとは?
コンボボックスのドロップダウンリストには、すべての項目を一度に表示せず、一定の高さでスクロールバーを表示できます。
この高さを決めるのが MaxDropDownItems です。
💡 ポイント:
つまり、リストが9項目以上ある場合でも、最初の8項目しか一度に見えず、スクロールバーで残りを閲覧します。
MaxDropDownItems の既定値は 8。つまり、リストが9項目以上ある場合でも、最初の8項目しか一度に見えず、スクロールバーで残りを閲覧します。
基本構文
// 同時に表示する項目数を設定
comboBox1.MaxDropDownItems = 10;
設定できる値は 1~100 の範囲です。
100を超える値を指定しても、自動的に最大値に制限されます。
実用例:項目数の多いリストでの使い方
using System;
using System.Windows.Forms;
namespace ComboBoxMaxDropDownItemsSample
{
public partial class Form1 : Form
{
public Form1()
{
InitializeComponent();
// 20項目を追加
for (int i = 1; i <= 20; i++)
{
comboBox1.Items.Add($"項目 {i}");
}
comboBox1.MaxDropDownItems = 5; // 一度に5項目だけ表示
comboBox1.DropDownStyle = ComboBoxStyle.DropDownList;
}
}
}
上記の例では、リストに20項目ありますが、ドロップダウンを開いたときには
常に5行分だけが見え、残りはスクロールで表示できます。
他の関連プロパティとの関係
| プロパティ名 | 説明 |
|---|---|
DropDownStyle |
入力の可否を決定するプロパティ。MaxDropDownItemsの見え方には影響しません。 |
IntegralHeight |
項目の高さに合わせてドロップダウン全体の高さを調整する(false でピクセル単位制御)。 |
DropDownHeight |
ドロップダウンの高さをピクセルで直接指定する。 ( IntegralHeight = false のときに有効) |
🧩 ヒント:
「高さを項目数で決めたい」→
「高さをピクセルで調整したい」→
という使い分けが便利です。
「高さを項目数で決めたい」→
MaxDropDownItems「高さをピクセルで調整したい」→
DropDownHeightという使い分けが便利です。
注意点
MaxDropDownItemsはDropDownStyle.Simpleでは無視されます(常時リストが表示されるため)。- 表示行数を増やしすぎると、画面下部でドロップダウンがはみ出す場合があります。
- OSのテーマ設定やフォントサイズによって実際の高さは微妙に変わることがあります。
応用例:高さ調整と組み合わせる
スクロールせずにすべて表示したいときや、デザインを調整したいときは
IntegralHeight や DropDownHeight と併用します。
// 全項目が見えるように高さを調整
comboBox1.MaxDropDownItems = comboBox1.Items.Count;
comboBox1.IntegralHeight = false;
comboBox1.DropDownHeight = 200;
まとめ
MaxDropDownItemsはドロップダウンに同時表示する行数を指定するプロパティ- 既定値は8、範囲は1~100
- 項目が多いリストではスクロール操作を自動で付与できる
IntegralHeightやDropDownHeightと組み合わせて柔軟に調整可能
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