前回の記事では、Propertiesプロパティに”FullName”を指定して、ログオン名からフルネームを取得する例を紹介しました。
では、Propertiesプロパティには、どのような値を指定することが可能なのでしょうか?
Propertiesプロパティに指定可能な値は、Propertiesプロパティが持つ、PropertyNamesプロパティを参照することで取得することが可能です。
DirectoryEntryコンポーネントにパスを設定した後、For Each(C#ならforeach)で、PropertyNamesを取り出します。
下記は、Propertiesプロパティに指定可能な値を取得する例です。
Path欄にWinNTプロバイダパスやLDAPパスを指定し、[Propertiesプロパティに指定可能な値]ボタンをクリックすると、指定可能な値の一覧が表示されます。
VBの例
' [Propertiesプロパティに指定可能な値を取得]ボタンクリック時の処理 Private Sub btnGetPropertiesValue_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles btnGetPropertiesValue.Click 'DirectoryEntryコントロールのPathプロパティにパスを設定 DirectoryEntry1.Path = txtPath.Text 'リストボックスの初期化 ListBox1.Items.Clear() '★★★Propertiesプロパティ指定可能な値を取得★★★ For Each p In DirectoryEntry1.Properties.PropertyNames ListBox1.Items.Add(p.ToString()) Next End Sub
C#の例
// [Propertiesプロパティに指定可能な値を取得]ボタンクリック時の処理 private void btnGetPropertiesValue_Click(object sender, EventArgs e) { // DirectoryEntryコントロールのPathプロパティにパスを設定 directoryEntry1.Path = txtPath.Text; // リストボックスの初期化 listBox1.Items.Clear(); // ★★★Propertiesプロパティ指定可能な値を取得★★★ foreach (var p in directoryEntry1.Properties.PropertyNames) listBox1.Items.Add(p.ToString()); }
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