[ストアアプリ][入門] Step38. Webカメラを使用する1 ~カメラの使用設定~

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今回から数回に分けてWebカメラを使用する方法について説明します。

ストアアプリでWebカメラを使用できるようにするためには、最初にマニフェストファイルの設定を行います。

ソリューションエクスプローラから「Package.appxmanifest」というファイルを探して、ダブルクリックします。

次に、「機能」タブを選択し、機能の一覧で「Webカメラ」にチェックを付けます。

Webカメラの使用設定


撮影用のUIを使用する

Webカメラを簡単に使用できるように、ユーザーインターフェースが標準で準備されています。

このユーザーインターフェースはCameraCaputureUIというクラスで、Windows.Media.Capture名前空間にあります。

このCameraCaptureUIのインスタンスを作成したら、次に撮影する画像のイメージフォーマットを決定します。フォーマットはCameraCaptureUIPhotoFormat列挙体で設定します。今回はpngファイルをします。

最後にダイアログを表示します。ダイアログの表示はCaptureFileAsyncを使用します。このメソッドの引数にはカメラモードで使用するのかビデオモードで使用するのかといった設定をして起動します。今回はカメラモードとして起動します。

ボタンがクリックされたときにダイアログを表示してWebカメラで撮影できるようにするコードを以下に示します。

コードを試す際にはMainPage.xamlにButtonコントロールを1つ配置して、Clickイベントに以下コードを記述してください。

VBの例

Private Async Sub Button_Click(sender As Object, e As RoutedEventArgs)
    Dim dialog = New Windows.Media.Capture.CameraCaptureUI()

    'フォーマットをpngに設定
    dialog.PhotoSettings.Format = Windows.Media.Capture.CameraCaptureUIPhotoFormat.Png

    'カメラキャプチャモードでダイアログを起動
    Await dialog.CaptureFileAsync(Windows.Media.Capture.CameraCaptureUIMode.Photo)
End Sub

C#の例

private async void Button_Click(object sender, RoutedEventArgs e)
{
    var dialog = new Windows.Media.Capture.CameraCaptureUI();

    // フォーマットをpngに設定
    dialog.PhotoSettings.Format = Windows.Media.Capture.CameraCaptureUIPhotoFormat.Png;

    // カメラキャプチャモードでダイアログを起動
    var file = await dialog.CaptureFileAsync(Windows.Media.Capture.CameraCaptureUIMode.Photo);
}

 

 

実際にキャプチャをしてみた例を以下に示します。
キャプチャの例

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コメント

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