概要
この記事では、WPFのCheckBoxコントロールのIsCheckedプロパティの使い方とチェック状態の制御方法について解説します。
CheckBox の IsCheckedプロパティは、チェックボックスの選択状態を管理するために使用されますこのプロパティを正しく設定することで、チェックボックスの状態に応じて特定の処理を実行することができます。
構文
IsCheckedプロパティの構文は以下の通りです。
public bool? IsChecked { get; set; }
IsChecked プロパティはbool?型(Nullable)であり、3つの状態を持つことができます。trueはチェックされた状態、falseは非チェック状態、nullは未確定状態を表します。
使用例
以下の例では、CheckBox を使用してテキストの表示と非表示を制御します。
XAML のコード例
<StackPanel> <CheckBox x:Name="checkBox" Content="テキスト表示" /> <TextBlock x:Name="textBlock" Text="表示されるテキスト" Visibility="Collapsed" /> </StackPanel>
コードビハインドのコード例
private void checkBox_Checked(object sender, RoutedEventArgs e) { textBlock.Visibility = Visibility.Visible; } private void checkBox_Unchecked(object sender, RoutedEventArgs e) { textBlock.Visibility = Visibility.Collapsed; }
上記のコードは、WPFのCheckBoxのチェック状態が変化したときに実行される2つのイベントハンドラの例です。
1つ目のイベントハンドラは「checkBox_Checked」という名前で定義されています。このイベントハンドラは、CheckBoxがチェックされた状態になったときに実行されます。具体的な処理内容は、textBlockのVisibilityプロパティをVisibleに設定することです。これにより、textBlockが表示されるようになります。
2つ目のイベントハンドラは「checkBox_Unchecked」という名前で定義されています。このハンドラは、CheckBoxのイベントチェックが外された状態になったときに実行されます。処理内容は、textBlockのVisibilityプロパティをCollapsedこれにより、textBlockが非表示になります。
このように、CheckBoxのIsCheckedプロパティの値が変化すると、対応されるイベントハンドラが実行、textBlockの表示状態が制御されます。チェックされた場合は表示され、非チェックの場合は非表示になります。
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