はじめに
Windows Forms の DateTimePicker は、ドロップダウンした際に表示されるカレンダー部分の色を細かく調整できます。
その中でも特に重要なのが、カレンダー本体(数字が並んだ部分)の背景色を決める
CalendarMonthBackground プロパティです。
💡 一言まとめ
→ CalendarMonthBackground = カレンダーの日付一覧エリアの背景色を変更するプロパティ
→ CalendarMonthBackground = カレンダーの日付一覧エリアの背景色を変更するプロパティ
CalendarMonthBackground とは?
| プロパティ名 | CalendarMonthBackground |
|---|---|
| 型 | Color |
| 対象 | カレンダーの「日付が並んでいる領域」の背景色 |
いわゆるカレンダーの白い部分(数字が散らばっているところ)の背景色を変えられます。
基本的な使い方
背景色を淡いクリーム色に変更する
dateTimePicker1.CalendarMonthBackground = Color.LemonChiffon;
グレー系にして落ち着いたデザインに
dateTimePicker1.CalendarMonthBackground = Color.Gainsboro;
色を変更するだけで、カレンダーの雰囲気がガラッと変わります。
✔ DateTimePicker 本体の背景色(BackColor)とは別扱い
→ CalendarMonthBackground は「カレンダーの中だけ」の色
→ CalendarMonthBackground は「カレンダーの中だけ」の色
他のカレンダー色プロパティとの組み合わせ
CalendarMonthBackground だけ変更すると違和感が出ることがあります。
そのため、以下のプロパティと併せて設定するのがおすすめです:
- CalendarForeColor(文字色)
- CalendarTitleBackColor(タイトル背景)
- CalendarTitleForeColor(タイトル文字色)
- CalendarTrailingForeColor(前後月の数字の色)
カレンダー全体のテーマを統一した例
dateTimePicker1.CalendarMonthBackground = Color.WhiteSmoke;
dateTimePicker1.CalendarForeColor = Color.Black;
dateTimePicker1.CalendarTitleBackColor = Color.SteelBlue;
dateTimePicker1.CalendarTitleForeColor = Color.White;
dateTimePicker1.CalendarTrailingForeColor = Color.Gray;
システム全体のデザインに合わせた UI にしたいときに有効です。
実務でよくある活用シーン
- 視認性を上げるために背景を淡い色へ変更
- ダークテーマのアプリに合わせてグレー系に調整
- 管理画面や予約システムでブランドカラーを使用
- 高齢者向けアプリで見やすい UI を作成
視認性重視の暖色カラーパレット例
dateTimePicker1.CalendarMonthBackground = Color.MistyRose;
dateTimePicker1.CalendarForeColor = Color.DarkRed;
注意点・ハマりやすいポイント
- CalendarMonthBackground はカレンダーを開いたときにしか見えない
- OS テーマによっては反映が制限されることがある
(特に Windows 10/11 のハイコントラスト) - 背景を暗くすると文字色も調整しないと見えづらくなる
- 高 DPI(4K)環境では色味が若干異なる印象になることがある
✔ 背景色と文字色は必ずセットで調整すると UI が綺麗になります。
まとめ
- CalendarMonthBackground は「日付一覧エリア」の背景色を設定するプロパティ
- UI の見やすさが大きく向上する
- 他のカレンダー色プロパティと組み合わせると統一感が出る
- OS のテーマ環境も考慮してデザインするのがポイント
カレンダーの背景色を変更するだけで、アプリの印象や視認性が大きく変わります。
ユーザーにとって見やすい UI を意識しながら、ぜひ活用してみてくださいね。
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