概要
WPF ComboBoxコントロールでは、静的な選択肢だけでなく、動的にアイテムを追加することもできます。これは、プログラムの実行時にアイテムのリストを生成し、ComboBoxに表示する場合などに便利です。この記事では、WPF ComboBoxコントロールにアイテムを動的に追加する方法を説明します。
構文
<ComboBox> <ComboBoxItem>静的なアイテム</ComboBoxItem> <ComboBoxItem Content="動的なアイテム1" /> <ComboBoxItem Content="動的なアイテム2" /> </ComboBox>
ComboBoxコントロールにアイテムを動的に追加するには、ComboBoxItem要素を使用します。静的なアイテムと同様に、Contentプロパティを使用してアイテムのテキストを指定します。動的なアイテムは、XAML内で直接定義する代わりに、プログラムコードで生成して追加することができます。
使用例
以下の例では、ボタンをクリックするとComboBoxに動的なアイテムが追加されるシナリオを示します。
<StackPanel> <ComboBox x:Name="myComboBox"> <ComboBoxItem>静的なアイテム</ComboBoxItem> </ComboBox> <Button Content="アイテム追加" Click="AddItem_Click" /> </StackPanel>
private void AddItem_Click(object sender, RoutedEventArgs e) { ComboBoxItem newItem = new ComboBoxItem(); newItem.Content = "動的なアイテム"; myComboBox.Items.Add(newItem); }
上記のコードでは、Grid内にComboBoxとボタンを配置しています。ボタンのClickイベントハンドラで、新しいComboBoxItemを作成し、そのContentプロパティにテキストを設定します。作成したアイテムはComboBoxのItemsコレクションに追加されます。
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