行継続文字は行連結文字と呼ばれることもあります。(このページでは行継続文字と表記します)
コードエディタでコードを記述する際、ステートメントが長くなると横スクロールをする必要がでてきます。
ステートメントが長いことは問題ないのですが、読みにくいため複数行に分けて記述することを検討する必要があります。
VB2008までは、行を分割する際に アンダースコア(_)を使用していました。
たとえばメッセージボックスのステートメントは下記のように行継続文字で複数行に分けて書くことが可能です。
MessageBox.Show("こんにちは", _ "挨拶表示", _ MessageBoxButtons.OK, _ MessageBoxIcon.Information)
コードを見ていただければわかりますが、1つのステートメントを4行に分割するには、行継続文字が3つ必要です。
VB2010における行継続文字
VB2010では、行継続文字を省略することが可能となりました。
これにより以前のように行分割位置に毎回アンダースコアを記述する必要がなくなりました。
MessageBox.Show("こんにちは", "挨拶表示", MessageBoxButtons.OK, MessageBoxIcon.Information)
この機能は多くのVBユーザーが待ち望んでいたのではないでしょうか?
ちなみに、これまでどおり行継続文字を使用しての行分割も可能です。
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