前回の記事「02.Labelコントロールとプロパティ操作」でLabelの操作方法がわかりましたので、今回はLabelのプロパティについて見ていくこととします。
ラベルテキストの色を変えるには?
ラベルのテキストを変えるには、Colorプロパティを使用します。
コードから変更したい場合はTextColorプロパティを使用します。プロパティパッドでは「Color」プロパティですが、コードではTextColorプロパティとなるので注意が必要です。
TextColorにはUIColorクラスが持つ色プロパティ(Red, Blue, Purple)を直接指定するかFromRGBメソッドかFromRGBAメソッドを使用して、色を作り出して指定します。
// 紫(Purple)を設定 lblTitle1.TextColor = UIColor.Purple; // Red, Green, Blueの値を0から255の範囲で指定 // 以下はGreenを255に設定しているので緑が設定される lblTitle2.TextColor = UIColor.FromRGB(0, 255, 0); // Red, Green, Blue, Alphaの値を0から255の範囲で指定 // Alphaは透明度を表し、0が透明, 255が不透明 // 以下はRedを255に設定しているので赤が設定される lblTitle3.TextColor = UIColor.FromRGBA(255,0,0,255);
Labelに影を付けるには?
Labelのテキストには影を付けることができます。
影を付けるには、ShadowプロパティとShadow Offsetプロパティの値を設定します。
Shadowは影の色を、Shadow Offsetは影の位置を表します。ShadowにLight Gray Colorを、Shadow Offsetの幅に2、高さに2を設定する例を以下にに示します。
続いてコードから影を設定する方法を見てみましょう。コードから設定するには、ShadowColorプロパティで影の色を、ShadowOffsetプロパティで影の位置を指定します。
// コードから影を設定する lblShadow.ShadowColor = UIColor.Gray; lblShadow.ShadowOffset = new CoreGraphics.CGSize(new CoreGraphics.CGPoint(3.0, 3.0));
フォントを設定する
フォントを設定するには、はじめにAttributeを選択します。Attributeを選択しておくことで、より多くのフォントの種類の中から選択をすることができます。
続いて使用したいフォントとサイズを選択します。
続いてコードからフォントを設定する例を見てみましょう。コードからフォントを設定するにはFontプロパティを使用します。また設定値にはUIFont.FromNameの値を指定します。第1引数はフォントファミリ名を、第2引数はフォントサイズを指定します。
// コードからフォントを選択する lblFont.Font = UIFont.FromName("Times New Roman", 16f);
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