[Xamarin.iOS] 06.UIStepper

スポンサーリンク

はじめに

今回は、Xamarin.iOS開発におけるUIStepperの使用方法を見ていきます。UIStepperは[+]と[-]の2つのボタンが1セットになっていて、[+]を押すと値が増やし、[-]を押すと値を減らすことができます。

環境

Visual Studio for Mac Community バージョン7.4(build 1033)

ターゲットOS:iOS11.2以上

画面のデザイン

はじめに、単一ビューアプリプロジェクトを作成したら、ソリューションエクスプローラーでMain.storyboardを開きます。

ツールボックスから、UIStepperとLabelコントロールを1つずつ貼り付けてください。

初期値、最小値、最大値、増分値を設定する

UIStepperは現在値と、現在地の範囲(最小値と最大値)を設定することができます。また、ボタンを1回タップするごとの増減値を設定することができます。

  • 現在値: Currentプロパティ
  • 最小値: Minimumプロパティ
  • 最大値: Maximumプロパティ
  • 増減値: Stepプロパティ

ここでは現在値を10、最小値を-10、最大値を50、増減値を5にしてみます。

現在値変更時のイベントを作成する

はじめに、コードから操作できるようにするため、UIStepperコントロールの名前を「myStepper」にしておきましょう。またLabelコントロールの名前は「labelMsg」としておきます。

続いてイベントを作成します。

現在値が変更されるとChangedイベントが発生します。以下のようにして、Stepper_Changedイベントを作成します。

あとは以下のようにコードを書いてLabelに現在値が表示されるようにします。

partial void Stepper_Changed(UIStepper sender)
{
	labelMsg.Text = myStepper.Value.ToString();
}

実行結果

実行すると以下のように値を変更することができます。

Please follow and like us:

コメント

タイトルとURLをコピーしました