はじめに
値同士を比較するには、比較演算子を使用します。
今回は、TypeScript で使用できる比較演算子について説明します。
目次
等価演算子(==)
等価演算子は、オペランドの左右に置いた値同士が等しい場合に true 、等しくない場合には false を返す演算子です。
以下に等価演算子の使用例を示します。
let x1 = 3; let x2 = 3; console.log(x1 == x2); // true
不等価演算子(!=)
不等価演算子は、オペランドの左右に置いた値同士が等しくない場合に true 、等しい場合には false を返す演算子です。
以下に不等価演算子の使用例を示します。
let x1 = 3; let x2 = 2; console.log(x1 != x2); // true
厳密等価演算子(===)
厳密等価演算子は、オペランドの左右に置いた値同士がデータ型も含めて等しい場合に true 、等しくない場合には false を返す演算子です。
以下に厳密等価演算子の使用例を示します。
let x1 : number = 3; let x2 : number = 3; console.log(x1 === x2); // true
厳密不等価演算子(!==)
厳密不等価演算子は、オペランドの左右に置いた値同士がデータ型も含めて等しくない場合に true 、等しい場合には false を返す演算子です。
以下に厳密不等価演算子の使用例を示します。
let x1 : number = 3; let x2 : number = 2; console.log(x1 !== x2); // true
大なり演算子(>)
大なり演算子は、オペランドの左に置いた値がオペランドの右の値より大きい場合に true 、等しいかそれより小さい場合には false を返す演算子です。
以下に大なり演算子の使用例を示します。
let x1 = 3; let x2 = 2; console.log(x1 > x2); // true
大なりイコール演算子(>=)
大なり演算子は、オペランドの左に置いた値がオペランドの右の値以上の場合に true 、その値未満の場合には false を返す演算子です。
以下に大なりイコール演算子の使用例を示します。
let x1 = 3; let x2 = 2; console.log(x1 >= x2); // true
小なり演算子(<)
小なり演算子は、オペランドの左に置いた値がオペランドの右の値より小さい場合に true 、等しいかそれより大きい場合には false を返す演算子です。
以下に小なり演算子の使用例を示します。
let x1 = 2; let x2 = 3; console.log(x1 < x2); // true
小なりイコール演算子(<=)
小なり演算子は、オペランドの左に置いた値がオペランドの右の値以下の場合に true 、その値より大きい場合には false を返す演算子です。
以下に小なりイコール演算子の使用例を示します。
let x1 = 2; let x2 = 3; console.log(x1 <= x2); // true
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