[WPF][Slider] 選択範囲を表示する方法

Slider

2024.03.06

概要
構文
1. XAMLの構文:
2. コードビハインドの構文:
使用例
1. XAMLの例:
2. コードビハインドの例:
まとめ

概要

この記事では、WPFのSliderコントロールのIsSelectionRangeEnabledプロパティ、SelectionStartプロパティ、SelectionEndプロパティを使用して、選択範囲を表示する方法について説明します。

構文

XAMLの構文:

<Slider IsSelectionRangeEnabled="bool" 
        SelectionStart="double"
        SelectionEnd="double" />

コードビハインドの構文:

slider.IsSelectionRangeEnabled = bool; 
slider.SelectionStart = double; 
slider.SelectionEnd = double;

IsSelectionRangeEnabledプロパティは、Sliderコントロールの選択範囲の有効化または無効化を制御します。trueを設定すると、選択範囲が有効になり、falseを設定すると無効になります。

SelectionStartプロパティは、Sliderコントロールの選択範囲の開始位置を示します。値はdouble型で指定します。

SelectionEndプロパティは、Sliderコントロールの選択範囲の終了位置を示します。値はdouble型で指定します。

使用例

XAMLの例:

<Slider Width="200" 
        Height="30" 
        Minimum="0" 
        Maximum="100" 
        IsSelectionRangeEnabled="True" 
        SelectionStart="20" 
        SelectionEnd="80" />

この例では、幅が200、高さが30のSliderコントロールが作成されます。IsSelectionRangeEnabledプロパティがTrueに設定されているため、選択範囲が有効になります。SelectionStartプロパティが20に、SelectionEndプロパティが80に設定されているため、Slider上で20から80までの選択範囲が表示されます。

コードビハインドの例:

Slider slider = new Slider(); 
slider.Width = 200; 
slider.Height = 30; 
slider.Minimum = 0;
slider.Maximum = 100; 
slider.IsSelectionRangeEnabled = true; 
slider.SelectionStart = 20; 
slider.SelectionEnd = 80;

この例では、コードビハインドでSliderコントロールが作成されています。Widthプロパティが200、Heightプロパティが30に設定されています。Minimumプロパティが0、Maximumプロパティが100に設定されているため、Sliderの範囲は0から100までです。IsSelectionRangeEnabledプロパティがtrueに設定されているため、選択範囲が有効になります。SelectionStartプロパティが20に、SelectionEndプロパティが80に設定されているため、Slider上で20から80までの選択範囲が表示されます。