はじめに
Windows Forms の DateTimePicker コントロールでは、
カレンダーが表示される位置を指定できる DropDownAlign プロパティが用意されています。
通常は DateTimePicker の左下にカレンダーが表示されますが、
画面レイアウトや入力フォームの配置によっては「右側に出したい」ケースもあります。
そんなときに便利なのがこのプロパティです。
💡 一言でまとめると:
DropDownAlign = カレンダーを左寄せ or 右寄せで開くための設定
DropDownAlign = カレンダーを左寄せ or 右寄せで開くための設定
DropDownAlign プロパティとは?
| プロパティ名 | DropDownAlign |
|---|---|
| 型 | LeftRightAlignment(列挙体) |
| 役割 | カレンダーが DateTimePicker の左右どちらに表示されるかを決定する |
設定可能な値は以下の 2 種類です:
| 値 | 説明 |
|---|---|
LeftRightAlignment.Left |
DateTimePicker の左側にカレンダーを表示 |
LeftRightAlignment.Right |
DateTimePicker の右側にカレンダーを表示 |
基本的な使い方
右側にカレンダーを表示したい場合
dateTimePicker1.DropDownAlign = LeftRightAlignment.Right;
通常の左側表示に戻す場合
dateTimePicker1.DropDownAlign = LeftRightAlignment.Left;
なぜ DropDownAlign を使うのか?
一見小さな UI 調整に思えますが、業務用フォームでは下記のような理由で
右寄せ・左寄せ調整が非常に重要になります。
- 右側に別のコントロールがあり、カレンダーが重なってしまう
- 画面右端に DateTimePicker を配置しているため、カレンダーがはみ出す
- ユーザーが使いやすい位置に表示させたい
- レイアウトが密集していて、カレンダーの位置をずらしたい
✔ 特に「検索条件パネル」や「一覧画面の右側配置」では
右寄せ(Right)が役に立ちます。
右寄せ(Right)が役に立ちます。
右側にカレンダーがはみ出さないようにする設定
dateTimePicker1.DropDownAlign = LeftRightAlignment.Right;
こうすることで、カレンダーが左側に表示され、画面外にはみ出すのを防げます。
DropDownAlign 使用時の注意点
- 表示位置が変わるだけで、機能は変わらない
- カレンダーの方向が変わっても操作方法は同じ
- 縦方向の位置(上下位置)は制御できない(常に下側)
- ユーザーの視線移動を考えて、他のコントロールとの兼ね合いを調整する必要がある
- 高 DPI 環境では配置によっては微妙なズレが発生するため確認が必要
6. まとめ
- DropDownAlign はカレンダー表示位置の左右を制御するプロパティ
- フォーム右端に DateTimePicker を配置する場合に特に役立つ
LeftRightAlignment.Left / Rightの 2 つから選択- UI が重ならないようにしたり、使いやすさを向上させる重要な設定
DateTimePicker は入力の多い業務画面で頻繁に使われる UI 控件です。
DropDownAlign を活用して、ユーザーにとって見やすく、操作しやすいカレンダー表示を実現してくださいね。
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