今回は、最近使用したファイル一覧へ、使用したファイルを追加する方法について見ていきます。
最近使用したファイルは StorageApplicationPermissions クラスの MostRecentlyUsedListプロパティで管理します。このプロパティにはAddメソッドがあり、第1引数に最近使用したファイル一覧へ登録するファイル名を、第2引数にはメタデータを指定します。このメタデータはstring型で、主に一覧の使用目的等を入力します。Addメソッドは第2引数を省略して使用することも可能です。Addメソッドを使用して一覧への登録が完了すると、ファイル一覧を取得するときに一意に識別をできるようにするためのトークンが返されます。
以下に、最近使用したファイルを登録する例を示します。
ファイルピッカーで選択したファイルを、一覧に登録します。
private string _mruToken = string.Empty; // ファイルピッカーの準備 var filePicker = new Windows.Storage.Pickers.FileOpenPicker(); filePicker.FileTypeFilter.Add(".txt"); // ファイルピッカーでユーザーにファイルを選択させる Windows.Storage.StorageFile file = await filePicker.PickSingleFileAsync(); // 最近使用したファイル一覧を管理するプロパティの準備 var mru = Windows.Storage.AccessCache.StorageApplicationPermissions.MostRecentlyUsedList; // 最近使用したファイル一覧へファイルの登録 _mruToken = mru.Add(file, "MyApp");
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