前回はページ間の移動について説明し、最後の方で「ページを移動した後に、入力しておいた文字が消えてしまう」ことについても説明をしました。
この問題は、NavigationCacheModeをEnabledに設定することで、解決できます。
コード例は以下の通りです(コンストラクタの中で設定しています)。
VBの例
Public Sub New() ' この呼び出しはデザイナーで必要です。 InitializeComponent() Me.NavigationCacheMode = Navigation.NavigationCacheMode.Enabled; End Sub
C#の例
public MainPage() { this.InitializeComponent(); this.NavigationCacheMode = Windows.UI.Xaml.Navigation.NavigationCacheMode.Enabled; }
では実行例を見てみましょう。(ページ移動についてのコードは、前回のコードを参照してください)。
前回同様、TextBoxには「ページ遷移のテスト」と入力して、ButtonをクリックするとSubPageへ移動します。
次に、タイトル「My Application」の左側に表示されている[←]ボタンをクリックします。
最初に表示されていたページに戻ります。TextBoxには入力してあった「ページ遷移のテスト」という文字が残っていることを確認できます。
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