概要
WPFのTextBoxコントロールのTextプロパティには、ユーザーが入力したテキストが格納されます。しかし、時にはユーザーの入力に不要な空白文字(スペースや改行)が含まれてしまうことがあります。この記事では、Textプロパティから空白文字を削除する方法について説明します。初心者の方でも理解しやすいように、わかりやすく解説します。
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構文
textBox.Text.Trim()
TextBoxコントロールのTextプロパティから空白文字を削除するためには、TextプロパティにTrimメソッドを適用します。Trimメソッドは、文字列の先頭と末尾から空白文字を取り除いた文字列を返します。
使用例
以下の例では、XAMLとコードビハインドでTextプロパティの空白文字の削除方法を示します。
XAML:
<Window x:Class="WpfSample.MainWindow" xmlns="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation" xmlns:x="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml" xmlns:d="http://schemas.microsoft.com/expression/blend/2008" xmlns:mc="http://schemas.openxmlformats.org/markup-compatibility/2006" xmlns:local="clr-namespace:WpfSample" mc:Ignorable="d" Title="MainWindow" Height="200" Width="300"> <Grid> <Grid.RowDefinitions> <RowDefinition></RowDefinition> <RowDefinition></RowDefinition> </Grid.RowDefinitions> <TextBox x:Name="textBox" Width="200" Height="30" Grid.Row="0" /> <Button Content="テキストを取得" Width="200" Height="30" Grid.Row="1" Click="Button_Click" /> </Grid> </Window>
コードビハインド:
private void Button_Click(object sender, RoutedEventArgs e) { string trimmedText = textBox.Text.Trim(); MessageBox.Show("削除されたテキスト: " + trimmedText); }
上記の例では、XAMLでTextBoxコントロールを定義し、x:Name属性を使用してtextBoxという名前を付けています。コードビハインドでは、Textプロパティの値をTrimメソッドを使用して空白文字を削除し、結果をtrimmedText変数に格納しています。その後、削除されたテキストをメッセージボックスで表示しています。
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