概要
この記事では、WPF(Windows Presentation Foundation)のListBoxコントロールのSelectionModeプロパティを使用して、ListBox内のアイテムの選択方法を設定する手順について説明します。ListBoxは複数のアイテムから選択を行う際、SelectionModeプロパティを活用して単一選択や複数選択などの選択モードを設定することができます。この記事では、初心者向けにListBoxのアイテム選択方法を設定する手法をわかりやすく解説します。
構文
ListBoxのSelectionModeプロパティを使用して選択方法を設定する構文は以下の通りです。
<ListBox SelectionMode="選択モードの種類"> <!-- アイテムの定義 --> </ListBox>
WPFのListBoxのSelectionModeプロパティには、主に3つの選択モードがあります。
- Single(単一選択モード):
このモードでは、ユーザーはリストボックス内のアイテムを1つだけ選択できます。新しいアイテムを選択すると、以前の選択が解除されます。 - Multiple(複数選択モード):
このモードでは、ユーザーは複数のアイテムを同時に選択できます。Ctrlキーを押しながらクリックすることで、複数のアイテムを選択できます。 - Extended(拡張選択モード):
このモードも複数選択が可能ですが、Shiftキーを使用することで範囲選択ができます。最初の選択からShiftキーを押しながら別のアイテムを選択すると、その範囲内のアイテムがすべて選択されます。
使用例
以下は、ListBox内のアイテムを複数選択可能なように設定するXAMLの例です。
XAMLコード例:
<ListBox SelectionMode="Multiple"> <ListBoxItem>りんご</ListBoxItem> <ListBoxItem>ばなな</ListBoxItem> <ListBoxItem>いちご</ListBoxItem> </ListBox>
上記の例では、SelectionModeプロパティを”Multiple”に設定して、ListBox内のアイテムを複数選択可能にしています。
Please follow and like us:
コメント