はじめに
通常、TextBoxは 1行だけの入力 しかできません。Multiline プロパティを true に設定すると、複数行の入力や表示が可能になります。改行キー(Enterキー)で行を変えられるようになり、文章やメモ帳風の入力欄を作るときに使います。
基本の使い方
デザイナーで設定する方法
フォーム上の TextBox を選択
プロパティウィンドウで Multiline を True にする
コントロールの高さを大きくすると複数行表示可能に
textBox1.Multiline = true;
改行の入力
Multiline = true に設定後、Enterキー を押すと改行できます。
プログラムから改行を入れるには \r\n を使います。
textBox1.Text = "1行目\r\n2行目\r\n3行目";
関連する便利なプロパティ
- ScrollBars
複数行入力でスクロールバーを表示できる。
textBox1.ScrollBars = ScrollBars.Vertical; // 縦スクロール
- WordWrap
長い行を自動的に折り返すかどうか。 - AcceptsReturn
true にすると、Enterキーで改行を入力できる(デフォルトはMultiline=trueなら入力可能)。
注意点
サイズを小さいままにすると意味がない
Multiline = true にしても高さが1行分だと改行しても見えません。
デザイナーやコードで高さを広げましょう。
スクロールバーを付けないと入力が見切れる
長文を扱うときは ScrollBars プロパティを組み合わせるのが定番です。
サンプルプログラム
using System;
using System.Windows.Forms;
namespace TextBoxMultilineSample
{
public partial class Form1 : Form
{
public Form1()
{
InitializeComponent();
// 複数行設定
textBox1.Multiline = true;
textBox1.ScrollBars = ScrollBars.Vertical;
textBox1.WordWrap = true;
textBox1.Text = "ここに複数行の文章を書けます。\r\n2行目も入力できます。";
}
private void button1_Click(object sender, EventArgs e)
{
MessageBox.Show("入力された内容:\n" + textBox1.Text);
}
}
}
まとめ
Multiline は 複数行入力を可能にする基本プロパティで、文章やメモ欄を作るときは必須です。
ScrollBars や WordWrap と組み合わせて快適に使いましょう。
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