はじめに
前回は、for文による繰り返し処理について説明しました。
今回は、foreach文による繰り返し処理について説明します。
foreach文の基本
はじめに、foreach文の基本書式を以下に示します。
foreach (変数 in コレクション) { // 処理 }
foreach文を使用すると、コレクションに入っているデータを変数に1つずつ取り出しながら繰り返し処理を行います。繰り返し処理が終了するのは、コレクションから全ての値を取り出し終わった時です。
以下に foreach文の使用例を示します。
この例は、配列 data から値を1つずつ取り出してコンソールに表示するというものです。
C#におけるforeach文の例
int[] data = { 1, 2, 3, 4, 5 }; foreach (int x in data) { Console.WriteLine(x); }
VB.NETの場合は「For Each」というキーワードを使用します。C#のforeach文と同様の動作をします。
VB.NETにおけるSelect文の例
Dim data() As Integer = {1, 2, 3, 4, 5} For Each x As Integer In data Console.WriteLine(x) Next
Javaは、foreach文はありません。代わりに拡張 for を使用します。
拡張 for の書式を以下に示します。
for (変数 : コレクション) { // 処理 }
Javaにおける拡張for文の例
int data[] = {1, 2, 3, 4, 5}; for (int x : data) { System.out.println(x); }
swiftは、foreach文がありません、代わりにfor文を使用します。
for文によるコレクションからの値取得の書式を以下に示します。
for 変数 in コレクション { // 処理 }
swiftにおけるfor文の例
let data = [1, 2, 3, 4, 5] for x in data { print(x) }
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