概要
WPF アプリケーション開発において、ユーザーからの数値入力を受け付ける場面は数多くあります。その際、多くの開発者はテキストボックスを利用するでしょう。しかし、テキストボックスは数値の入力形式や範囲を制限することが難しく、誤入力が発生しやすいという問題があります。
そこで今回は、Slider コントロール の Value プロパティ を使用して、ユーザーに直感的に数値入力を行ってもらう方法を紹介します。
構文
XAML
<Slider x:Name="MySlider" Value="現在値" />
Valueプロパティに、スライダーの現在値を設定します。
コードビハインド
// MyValue プロパティ
public double MyValue { get; set; }
private void Window_Loaded(object sender, RoutedEventArgs e)
{
// Value プロパティに初期値を設定
MySlider.Value = 50.0;
}
Value プロパティ は、Slider コントロールの現在の値を設定するために使用します。
XAML とコードビハインドの両方から設定することができます。
使用例
XAML
<Slider x:Name="VolumeSlider" Value="5" />
XAMLでSliderの値を5に設定する例です。
コードビハインド
VolumeSlider.Value = 5;
コードビハインドでSliderの値を5に設定する例です。
まとめ
WPF の Slider コントロールの Value プロパティ は、ユーザーからの数値入力を受け付けるために非常に便利な機能です。
Value プロパティ を使用することで、テキストボックスよりも直感的に数値入力を受け付けることができ、ユーザーインターフェースの使いやすさを向上させることができます。
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